36 Chambersは、マケドニア人とドイツ人・日本人の5人によって設立されたスタートアップスタジオです。創業者は、Jane Uzunovski、Mario Steinbuch、Mike Morlock、Igor Madzov、そしてBasicmathを代表してTakashi Nakajimaの5人です。Basicmath Europeとしていくつかの案件に従事した後、2021年1月より36Chambersとしてリブランドしました。

36 Chambersのコンセプト・事業内容

36 Chambersはベルリンに設立され、スタートアップがヨーロッパ諸国や日本の市場にアクセスするための支援を主な目的の一つとして掲げています。ベルリンのローカルオフィスを拠点に、世界中の人々やステークホルダーをつなぐ架け橋となるようなサービスを提供しています。私たちのミッションは、ヨーロッパやアメリカのインパクトある企業の日本進出を手助けし、また日本の企業がグローバルマーケットにチャレンジする手助けを行うことです。

これまでは、単独での事業展開や、投資家、ジョイントベンチャー、販売パートナーなどの戦略的パートナーとの共同事業など、伝統的なアプローチが主流でしたが、最低限の結果しか得られない場合がその多くを占めていました。また、創業者や投資家の野心に依存する既存の選択肢は、多額の先行投資を必要とし、実施に多くの時間を要し、成功の可能性は低いものでした。

既存のサービスと比較して、より早く、より高い確率で展開できる新しいサービスを構築したいと考えていました。同時に、私たちは、私たちの価値観と、私たちの人生を通じて構築された個人的なリレーションシップや個人的アプローチを埋め込むことに焦点を当てました。

私たちは、企業や創業者、関連する様々なステークホルダーと共に責任、リスク、成功を共有するモデルにソリューションを見出しました。日本市場を目指す野心的な起業家や、ヨーロッパ市場への参入を目指す日本の創業者にとって、成功の可能性を高める市場参入モデルを、basicmathと共同で開発しました。

私たちはビジネスモデルを構築する際に、私たちは創業者として、長年に渡って築いた異なる国や業界での経験や、市場と文化の両方についての強いつながりと理解を基にそれぞれがどのような役割でチームとしてプロジェクトに従事するか協議しました。

さらに、私たちは尊敬する人々との緊密なネットワークを活用しました。彼らの中には、私たちのメンターである人もいれば、重要なステークホルダーである創業者やVCなどの戦略的パートナーもいます。また、戦略的パートナーであるBistreamBetahausXには、日本からヨーロッパに製品を持ち込む際には一緒に仕事をしてくれる重要なパートナーとして、フィードバックをお願いしました。 

その上で彼らの関心を測り、反応を見て、彼らが質問する質問のタイプを理解しようとしました。何故なら最終的な目標は、すべての利害関係者の利益や社会貢献活動のために活用できる基盤となるモデルを作成することにあったからです。

また、世界で何が起こっているのかということにも目を向けました。私たちを最もよく表している言葉は、スタートアップスタジオです。私たちのモデルを分類するとしたら、適切な言葉は何でしょうか? 新しいもの、ビジネスモデルにビジネスイノベーションが組み込まれているもの、私たちの場合は基本的にどのように関係を構築し、どのようにリスクと責任を共有するかということです。

もっと詳しく知りたい人には、GSSNと呼ばれる世界のベストスタートアップスタジオをリストアップしている世界的な団体をチェックすることをお勧めします。日本では、このネットワークに参加しているスタジオは、01Booster と Quantum の2つしかありません。私たち(36Chambers & Basicmath)は、数年後私たちの実績が公開された後、このネットワークに参加することを目指しています。

私たちの初めてのプロジェクトはEmbedsoclalの日本進出プロジェクトです。36Chambers 代表のJaneは2018年にEmbedSocial創業者とBasicmathを結びつけ、EmbedSocialを日本市場においてそのカテゴリーで最高のソリューションの一つにするための戦略実行に尽力しました。私たちはEmbedSocialの事例から、ヨーロッパの創業者が自社の製品やチーム、パートナーリストを国際化したいと考えたとき、どのような課題があるのかを理解し、彼らと協力して解決策を探しました。また、これらの課題の多くは一般的なものであり、代替案が少なく不完全であることもわかりました。

そして2020年6月、様々な考察や準備期間を経て、アジア圏内にあるとある国のヨーロッパでの事業拡大を希望するスタートアップ向け政府主宰の支援プログラムが、チームとしての初プロジェクトとなり、その経験や日々寄せられる新たなプロジェクトへの提案依頼、将来的な事業計画などを検討した結果、2021年1月にBasicmath Europeから36 Chambers にリブランドしました。

私たちは、国際展開を目指すスタートアップにとっての課題は、どこの国から来ても共通していることに気づきました。36 Chambersの創設者として、私たちは、異なる文化的空間やビジネス哲学の中を旅し、生活し、仕事をしてきたという意味で、私たちはユニークな存在であることに気付きました。つまり、私たちは彼らの言葉を話すことができ、起業家として繰り返される様々なプロセスを彼らと同じように経ているという事です。

First Project of 36 chambers

Born 2 Globalという、韓国の科学・情報通信部(MSIT)の下にある主要な政府機関と、我々の戦略的パートナーであるBetahausXが運営するスタートアップの欧州進出支援プロジェクトにおいて、韓国のスタートアップ4社と1対1のセッションを行うメンタープログラムを提供しました。

プロジェクト中の私たちの役割は、以下の2つのトピックについてのコンテンツとレクチャーを提供することでした。「ビジネスモデル分析」と「ターゲット市場参入戦略」の2つのトピックについて、コンテンツの提供とレクチャーを行うとともに、創業者とのライブセッションを実施し、欧州進出の準備や成功の可能性を高めるお手伝いをしました。

1つ目のトピックであるビジネスモデル分析については、韓国の創業者が欧州進出を検討するに辺り、既存のビジネスモデルを評価し、類似性と新たな課題のレベルを見極め、判断するとともに、欧州市場で柔軟性、適応性、成功を収めるために、既存のビジネスモデルを再考し、再設計する必要があるという事をトピックとしました。

2つ目のトピックであるターゲット市場参入戦略に関しては、必要な分析、すなわち、競争から規制、潜在的な顧客やパートナーに至るまでの状況を理解するための市場調査、言い換えれば、実行可能な市場参入戦略を確定する前に、すべての重要な利害関係者の意見を考慮に入れなければならないということについて、創業者側の準備が必要であるという内容でした。

今回セッションを行った4社の中で MinimapSoftberry については特に傑出していました。

2021年の予定ついて

2021年に向けて、私たちにはエキサイティングな計画が待っています。ベルリンと東京がフルタイムで協力する元年です。昨年はCovid-19の問題でビジネスが一時中断していましたので、再開できることに興奮しています。

具体的なプロジェクトとしては、東ヨーロッパ周辺の国家的なイノベーションファンドやヨーロッパの多国籍組織、スタートアップ企業との議論を進めています。現在の目標は、スタートアップ企業やスケールアップ企業が製品の国際化に取り組む際に役立つプログラムを作成することです。そして、ドイツや日本市場への参入を希望する起業家候補者の募集を開始し、国際市場参入を実現するプログラムの草案の作成に動き出しています。

その他、我々が提供するマーケットエントリーモデルの推進が主なミッションとなります。欧州から日本市場への参入、日本から欧州市場への進出を考える企業をそれぞれ2社選定しプロジェクトを開始したいと考えています。現在、我々が保有する独自の創業者、起業家、VC、エンジェル投資家、政府機関などのネットワークを活用して、理想的な候補者を発掘しており、2021年後半からはより多くの関心を集め、ディールフローを多様化させるためのグローバルキャンペーンを実施する予定です。

日本からヨーロッパへの進出に興味をお持ちの方で、マーケットエントリーモデルについての詳細をご希望の方は、Contact よりお気軽にご連絡ください。

CEO – 36 Chambers

Jane Uzunovski

MISSION:様々の創業者の協力を得て、36Chambersの長期戦略を発展させ、持続する。時間と予算内でプロジェクトを発見し、管理し、提供することに責任を持ち、36ChambersとBasicmathのブランドを取り巻く主要なステークホルダーとの関係を構築し、新たな関係を構築すること。

北マケドニア共和国出身。アメリカ 投資ファンドでの勤務、ヨーロッパ大手会計事務所でM&Aに関する業務経験を経て、2015年から2017年まで神戸市に2年半滞在。神戸大学で学ぶ。10歳から12歳までの2年間は空手を習っており、任天堂、セガ、コナミのゲームセンターでの思い出も多数。日本の言葉や文化、ものづくりに対する姿勢、音楽、伝統、自然への感謝の気持ちを育くむ。

現在、妻と子供一人とベルリンに在住。インパクトと持続可能性を信じる専門家、起業家、パートナーとの現地ネットワークを構築。ドイツの文化、言語、伝統、ビジネスの実践に精通。

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Last modified: 2021年2月1日
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